大人気連載「ロダンのココロ」が帰ってきた!『ロダンのココロ国語辞典 と、言葉をめぐる僕の視点』発売(3/23)。
大人気連載「ロダンのココロ」が帰ってきた!『ロダンのココロ国語辞典 と、言葉をめぐる僕の視点』発売(3/23)。
株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『ロダンのココロ国語辞典
と、言葉をめぐる僕の視点』(内田かずひろ:著)を2024年3月23日に発売いたします。
* あの「ロダンのココロ」が、久しぶりに帰ってきた!
やさしく、とぼけていながらもと時にするどく日常を観察するロダンの漫画と、著者である内田かずひろ氏が、60歳を迎えようとしてもなお生きづらさを抱え続ける毎日をユーモラスにつづるエッセイで綴る国語辞典。
おかえり【お帰り】 出かけた人が本当に帰ってくるのか、という不安
子どもの頃の僕がそうだった。母親が買い物に行くと、急に雨が降ってきやしないか、自転車で転んでやしないか、事故に遭ってやしないか心配で心配でならなかった。(エッセイ本文より)
けんか【喧嘩】 珈琲をたれるお店
珈琲を淹(い)れる友人の前で「珈琲、たれてるんだね」と言って「はい?」と発覚したのが四十六歳頃だった。(エッセイ本文より)
こころ【心】 もう僕の心は鳴らないのだろうかと思うときがある
とても悲しいときやとても辛いときには、何も奏でられない、無音のイメージだ。そんなとき、もう一生自分の心は、何も鳴らないのではないだろうかと思ってしまう。(エッセイ本文より)
そらもよう【空模様】 「宇宙には果てがある派」の敗北
電話をかけたのは地元の民放テレビ局。受付みたいなところにつながって、「宇宙に果てはあるんですか?」と尋ねると「係の者に代わります」と言われ、さすがはテレビ局だと思っていると、電話を代わった男性が面倒くさそうに「ないと思いますよ」と言った。(エッセイ本文より)
* 目次
▼第一章 あいうえお・かきくけこ あいさつに宿る言霊
▼第二章 さしすせそ・たちつてと 子どもの頃から変わらないもの
▼第三章 なにぬねの・はひふへほ この人生でよかったのかと思うとき
▼第四章 まみむめも・やゆよ いろんなことに怖がっている
▼第五章 らりるれろ・わをん いつだって、言葉はおもしろい
* 著者略歴
内田かずひろ(うちだ・かずひろ)
1964年、福岡県出身。マンガ家、絵本作家。マンガ『ロダンのココロ』(朝日文庫)、絵本『シロのきもち』(あかね書房)、『みんなわんわん』(好学社)など。
* 書籍概要
書名 :ロダンのココロ国語辞典 と、言葉をめぐる僕の視点
著者 :内田かずひろ
発売日:2024年3月23日
判型 :四六判
頁数 :192ページ
定価 :1,650円(税込)
発行元:株式会社大和書房
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