の力！天然・国産由来の化粧品原料「ペンタデシル(R)」の効果！

2024年1月16日

小胞体ストレスの緩和、乾燥小じわを目立たなくする、肌の保湿・バリア機能などを確認。

株式会社シー・アクト（代表：坪井誠）は、機能性化粧品素材・健康食品素材を開発している原料メーカーで、天然から機能性を見つけ出し、より多くの人々のための健康・美肌へ導く化粧品原料の開発や健康食品原料の開発を進めています。

このたび石垣島の海から採取された微細藻類オーランチオキトリウムから、機能性活性成分「ペンタデシル(R)」を抽出し、化粧品原料として販売を開始しました。健康食品原料「ペンタデシル含有オーラン油」も販売しています。

ペンタデシル(R)とは？

炭素数が奇数のペンタデカン酸（C15）を高含有する飽和脂肪酸のみで構成されるトリグリセライドのこ

とで、シー・アクトが命名しました。このペンタデシルを、微細藻類オーランチオキトリウムが産生する油

脂から抽出し、精製したものを化粧品原料として販売しています。ペンタデシルの機能を評価したところ、ヒト真皮細胞の小胞体ストレスの緩和、肌に対するシワ改善*、コラーゲン産生、保湿・バリア機能などが確認されました。

*乾燥による小じわ（効能試験済み）

* 化粧品原料「ペンタデシル(R)」

特徴

１.天然・微細藻類由来

30万株の微細藻類から最も生産性の高い微細藻類をスクリーニング、生産性が最も高いオーランチオキトリウムを選び出しました。石垣島近海で採取した、オーランチオキトリウムをシー・アクト独自の培養方法で培養しています。

２.成分は、奇数の飽和脂肪酸で構成されるトリグリセライド

C15（ペンタデカン酸）を高含有する飽和脂肪酸のみで構成されるトリグリセライドです。

３.製品0.001%添加で、ヒト評価済み

抗シワ*・コラーゲン産生・保湿・バリア機能など

*乾燥による小じわ（効能試験済み）

※写真はイメージです

オーランチオキトリウム

-沿革-

2014年：オーランチオキトリウムが産生する奇数脂肪酸の健康効果に着目

2019年：「ペンタデシル(R)」を開発、小胞体ストレスを緩和する効果を発見

2021年：化粧品原料「ペンタデシル(R)」を販売開始 2022年：INCI名「 C14-17 Triglycerides 」を取得

2023年：化粧品表示名称「トリ脂肪酸（C14-17)グリセリズ」を取得

＊小胞体ストレス緩和作用は、細胞・生態系・外用（化粧）・内服（食品）でも発揮。

* 小胞体ストレスを緩和する成分を発見

小胞体ストレス条件下（ツニカマイシン処理）での小胞体ストレスマーカーとされるXBP1Sの遺伝子発現の減少が確認でき、ペンタデシルによって、小胞体ストレスが緩和されていることが明らかとなりました。この遺伝子の発現が減少することは、小胞体ストレスが緩和し、正常な構造のタンパク質が作られることが期待できます。

* ペンタデシルは、小胞体ストレス緩和によって真皮のコラーゲン産生を促進する

ペンタデシルによって、小胞体ストレス条件下（ツニカマイシン処理）でのヒト真皮線維芽細胞のコ

ラーゲン産生促進効果が確認できました。ペンタデシルが細胞の小胞体ストレスを緩和することにより、コラーゲン産生を促進していると考えられます。

肌の土台となるコラーゲンやエラスチンなどはタンパク質であり、正常なタンパク質を作り出すことは、シワ・たるみの予防、保湿・バリア機能効果へ期待できると考えられます。

* ペンタデシルが乾燥による小じわを改善

小じわのある健常女性を対象に化粧品機能評価法ガイドラインに基づきヒトモニター試験を実施しました。試験方法は、ペンタデシル

0.001%配合化粧水を半顔に塗布する、二重盲検無作為比較試験を実施し、試験期間は4週間としました。

被験者：左右の目尻にシワグレード標準の１～３を有する健常人25名

ペンタデシル0.001％配合化粧水を４週間使用し続けたことにより、シワグレードとシワの深さが有意に改善していることが確認できました。ペンタデシルを化粧水や美容液などのスキンケアへ配合していただくことにより、乾燥による小じわを改善することが期待できます。乾燥による小じわへアブローチする、エイジングケア製品などへの配合がおススメです。

* ペンタデシルが保湿・バリア機能を発揮

ペンタデシル0.001％配合化粧水を４週間使用し続けたことにより、無配合の化粧水を塗布した場合と比べ、有意に角層水分量が増加していることが確認できました。また、ペンタデシル0.001％配合化粧水を塗布し、20分後の経皮水分蒸散量が有意に減少していることから、ペンタデシルは、肌の保湿・バリア機能を高めることが期待できます。