の夏誕生した「棚田ラウンジ」を貸し切り、信州の食文化を味わう「涼風の晩餐」提供開始｜期間：2024年7月1日～8月31日

2024年4月19日

～目にも舌にも涼やかな夏山の美味を味わう特別懐石～

各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。その始まりの地である、長野県・軽井沢の「星のや軽井沢」では、2024年7月1日～8月31日の期間、この夏誕生した「棚田ラウンジ」を貸し切り、信州の食文化を味わう「涼風の晩餐」の提供をします。目の前に広がる自然の情景を眺めながら、夏に旬を迎える山の幸と、信州の食文化を組み合わせた特別夕食を堪能できます。さらに、食後には「棚田ラウンジ」の一角にある特別席で、爽やかな酸味と甘味が特徴のプルーンを使った水菓子を提供します。避暑地・軽井沢ならではの涼やかな風と、棚田の夕暮れ時の情景を望みながら優雅な食事を楽しめます。

背景

地球温暖化による気温上昇で年々厳しさを増す夏の暑さ。都内では夏日が続く中、軽井沢の平均気温は22.5度と都内と比べて約7度（＊1）低く、真夏でも涼しく過ごせます。そこで、星のや軽井沢では避着地・軽井沢の冷涼な気候を生かした食体験を提供したいと考え、涼を感じられる特別夕食を開発しました。信州には、ジビエや川魚などの山の幸だけでなく、旬の夏野菜と発酵食材を組み合わせた「やたら」や寒天を使用した涼やかな見た目の「天寄せ」など、夏を乗り切るための知恵が詰まった食文化があります。棚田に流れる川のせせらぎを感じながら信州ならではの食材を堪能できます。

＊1：気象庁過去の気象データ検索・平年値

特徴1 １日１組限定、避暑地・軽井沢の「涼」を感じる夕涼み席

この夏、星のや軽井沢の象徴的なランドスケープである棚田に新たな滞在の拠点として「棚田ラウンジ」を新設します。本食体験では、この「棚田ラウンジ」に1日1組限定で夕涼み席を用意します。席に腰を下ろすと、棚田の水面に木漏れ日が差し込み煌めく景色や、次第に夕日に染まりゆく幻想的な情景、夜には満天の星空を望むことができます。「棚田ラウンジ」で移ろう情景を眺めながら避暑地・軽井沢ならではの食体験ができます。

特徴2 涼を味わう信州の食文化

信州には、古くから夏を乗り切るための知恵が詰まった食文化があります。夏に旬を迎える山の幸と、信州の食文化を組み合わせることで、この地ならではの食事が楽しめます。

■先附宵暮れ

寒天を使った信州の郷土料理「天寄せ」に、冷涼な気候で育ったルバーブを使用。「棚田ラウンジ」の夕暮れの情景を表現した先付です。ルバーブの爽やかな酸味がじっくりと蒸したワタリガニの濃厚な味わいを引き立て、金時草やスナップエンドウの食感が楽しい一品です。

■向付彩山野海魚花氷・錫氷

清流で恵まれた信州・佐久では臭みが少ない鯉の養殖が盛んです。今回の献立では、鯉の食感を活かした薄造りを夏に咲く草花を氷に閉じ込めた花氷の上に飾り、目でも舌でも涼やかな夏山の美味を味わえます。

■八寸涼棚の宴

ホタルブクロやレンゲショウマなど、さまざまな夏の花が咲く華やかな棚田の景色を表現した八寸です。玉蜀泰やフルーツほおづきなど夏野菜を使用した目にも涼やかな「天寄せ」や、茸糀に漬け込み焼き上げたしっとりと柔らかい夏鹿。甘味が凝縮された玉蜀黍の摺り流しなど夏山の恵みを堪能できます。

■御飯鰻やたら

夏野菜と発酵食材を組み合わせた信州の郷土料理「やたら」。穂紫蘇、大葉、茗荷、コリンキーなど約7種類の夏野菜を使用した「やたら」と、香ばしく焼き上げた鰻をのせた御飯を提供します。先ずはそのままの味わいを堪能し、その後は、冷たい野菜出汁をかけて最後までさっぱりと味わえます。

＜献立一例＞

先付宵暮れ

椀物夏牡丹

向付彩山野海魚花氷・錫氷

八寸涼棚の宴

焼物鰻の白焼と麹牛

冷鉢紫紺

御飯鰻やたら

水物生のプルーンとプルーンのアイス

特徴3 棚田の一角にある特別席で楽しむ、食後のひととき

食後には、最後まで涼やかな時間を過ごせるように、川のせせらぎが間近に聞こえる棚田の一角にある特別席へ案内します。特別席では「生のプルーンとプルーンのアイス」を提供します。信州は全国有数のプルーンの産地として知られ、生産量は日本一（＊2）を誇ります。生のプルーンの爽やかな酸味とシャーベット仕立てにしたプルーンアイスの甘味の絶妙なバランスを楽しめます。

＊2 ：農林水産省特産果樹生産動態等調査