第二回「東京ナイトマーケット」5日間に渡り延べ約20万人が来場し、大盛況のうちに終焉!

第二回「東京ナイトマーケット」5日間に渡り延べ約20万人が来場し、大盛況のうちに終焉!

<Photo by. 志茂義康 / Shomo Yoshiyasu>

昨年2023年10月、「東京×アジアの夜市」をテーマに、代々木公園では初の試みとなる夜22時までの開催を実現した本イベント。第二回目となる今回は5月22日~26日の5日間、会場は同じく代々木公園ケヤキ並木にて開催された。初回からのリピーターや、SNSや口コミを通じて日を増すごとに来場者が詰めかけ、音楽とアート、マーケットを楽しんだ。

すっかりシンボルとなったエントランスゲートをくぐると、大道芸のパフォーマンス!振り返れば3つのアートブースが続き、月夜に照らされた野外芸術祭への道のりが始まる。

アートブースでは「美留町 kuu × 新里 卓士」による絵画と草花を掛け合わせたアート展示や、俳優やモデルなどでも活躍する大原海輝 ( ein

)がキュレーションを行うライブペインティングギャラリー、数カ所に空いている穴を見物客がのぞいて完成するという「東亰演劇俱樂部」による見世物小屋など、ライブ感あふれる見応えのあるブースが並んだ。

<Photo by. MAYUMI>

日本伝統文化である祝祭を彷彿とさせ、東南アジア旅行経験者は体験したことが多いであろう夜のマーケットは、タイで買い付けた色鮮やかな雑貨や、その場で施されるヘナタトゥーをはじめとした7店舗の雑貨店舗が参加。

<Photo by. MAYUMI>

本場の職人が毎日その場で皮から仕込む焼き小籠包「めぐみキッチンカー」や、昔ながらの屋台でこだわりの出汁を使用し熱々で提供される「らーめん

五ノ神製作所」、前回も好評だったワンハンドで食べられる「バンタコス」、汁なし担々麺専門店「担担担(たんたんたん)」、これぞアジアの夜市を感じられる「宇田川カオマンガイ」など、初回開催の倍を誇る43店舗のフードコートが所狭しと並ぶ。

フードコートの合間にはDJブースが出現。渋谷・下北沢でナイトカルチャーを日々盛り上げているミュージックバー・クラブ10店舗が集結。各々に体を揺らし、開放的なスペースを存分に楽しんでいた。

▲DJブース参加店舗

<Photo by. MAYUMI>

いよいよ終着点、ライブステージにたどり着くと、若手からベテランまでジャンルを超えたアーティストラインナップが観客たちをイベント終着点で迎え入れ、前川慎吾(かりゆし58)による特別編成や、「民謡ユニット

こでらんに~」によるステージでは、アーティストの呼びかけにより盆踊りのサークルが生まれ、海外ツーリストも「日本の祭り」を楽しんだ。

<Photo by. miya_basket>

2日目・3日目はClub

Malcolmが手がける「ゆるめるモ!」や「BELLRING少女ハート」、「東京サイコパス」による熱いアイドルステージが展開。熱狂するファンが押し寄せ、平日ともあれ噂を聞きつけ来場者は日ごとに増加。4日目の週末に差し掛かると、12時オープンから賑わいを見せた。

5日間で総勢22組のライブステージのクロージングヘッドライナーは、今年デビュー15周年を迎えた「日食なつこ」が登場。

<Poto by. MAYUMI>

<Poto by. MAYUMI>

代表曲「水流のロック」からスタートすると、大勢の観客が続々と集まり、ステージ終盤になると、昨年当日の声かけで実現した「LA

SEÑAS」とのコラボをラストナンバー「ログマロープ」で今年もサプライズ饗宴。歓声に湧き上がった。

<Photo by. MAYUMI>

最終日の名残惜しさの中、大道芸人のパフォーマンスや「The

Closet」のカラオケブース、アートギャラリーのクロージングパフォーマンスなど、今や日本を代表するランドマークシティとなった渋谷での夜市は、5日間で延べ約20万人が来場し、連日22時まで余すとこなくエンターテインメントにあふれていた。

<Photo by. MAYUMI>

【開催概要】

名称: 東京ナイトマーケット

開催日:2024年5月22日(水)~26日(日)

場所:代々木公園ケヤキ並木

■主催:株式会社エル・ディー・アンド・ケイ / 東京ナイトマーケット実行委員会

■企画制作:アースガーデン / 有限会社en / 株式会社エル・ディー・アンド・ケイ

■後援:渋谷区

■協力:一般財団法人渋谷区観光協会

■エコステーション協力:NPO iPledge

■特別協力:X-RATED / コアレックス信栄株式会社

■助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】