葉の特等席で秋を1日中愛でる滞在プログラム「奥嵐山の錦秋（きんしゅう）滞在」今年も開催｜期間:2024年11月10日～12月10日

2024年8月7日

～食事や早朝野遊山、今年初のお茶席で贅沢な紅葉狩り～

各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2024年11月10日～12月10日の期間、紅葉の特等席で秋を1日中愛でる滞在プログラム「奥嵐山の錦秋（きんしゅう）滞在」を今年も開催します。今年は樹齢400年のオオモミジの下で夕食を味わった後、ライトアップした紅葉を夜まで楽しめる外のお茶席を設えました。翌朝の「紅葉野遊山（のゆさん）」では早朝にのみ現れる美しい秋の景色を求めて展望台に足を運びます。朝食は、小倉山を目の前に秋の味覚を楽しむ「錦秋朝食」です。紅葉の名所である嵐山で紅葉と共に優雅な時間を過ごせる滞在プログラムです。

背景

星のや京都が位置する嵐山は、枕草子の一節に「野は嵯峨野、さらなり(＊1)」と記され、古くから歌枕として数多くの和歌に詠まれている風光明媚な場所です。渓谷の斜面が急なため、秋には赤や⻩に鮮やかに色づく紅葉の一本一本が際立ち、錦の絹織物のように広がる風景を眺めることができます。紅葉の名所である嵐山で、美しい紅葉の景色に包まれ、秋の味覚を堪能することで贅沢に秋を過ごしてもらいたいと考えています。

＊1 「野は、嵯峨野は言うまでもない」の意味。嵯峨野とは、嵐山周辺を指す

【夕】樹齢400年の紅葉に包まれながら深まる夜を楽しむ夕食

星のや京都「奥の庭」の樹齢400年の真っ赤なオオモミジの下で夕食を楽しみます。夕食は、時間の移り変わりとともに表情を変える嵐峡の紅葉やライトアップされるオオモミジを眺めながら味わう「錦秋膳」です。先付は秋に旬を迎える渡り蟹に土佐酢を合わせた、目にも鮮やかな一品です。秋の吹き寄せを設えた八寸では、旬の味覚を贅沢に盛り込みました。そして錦秋膳の最後は、奥の庭に特別に設えた外のお茶席に移動し、ライトアップされたオオモミジや枯山水の庭を座観式で鑑賞します。お茶席では夜の景色と共にスタッフが丁寧に立てた抹茶と季節の京菓子を味わい、贅沢なひとときを過ごせます。

【早朝】「紅葉野遊山」で早朝の奥嵐山を堪能する

「紅葉野遊山」では、早朝に星のや京都の対岸に位置する亀山公園の展望台まで足を運びます。早朝の展望台では、日の出後のわずかな時間にしかみることができない美しい秋の朝焼けと霞がかった奥嵐山の幻想的な景色を楽しむことができます。赤や黄色に色づいた紅葉や翡翠色の大堰川、広大な空が織りなす奥嵐山の景色に包まれながら温かい甘酒で一息つくことで、身も心も癒される時間です。

【朝】山粧う小倉山を目の前に味わう「錦秋朝食」

平安時代から紅葉の名所である小倉山（＊2）を目の前に、星のや京都「空中茶室」にて朝食を味わいます。空中茶室は、星のや京都の前を流れる大堰川（おおいがわ）にせり出すようにつくられた外の空間で、自然をダイナミックに感じられる場所です。小倉山に朝日が差し込み、紅葉の赤や黄色がより鮮やかになる朝の風景を眺めながら、朝食時間を楽しみます。朝食は、秋に旬を迎えるキノコと甘鯛を中心としたお鍋です。朱鷺色平茸（ときいろひらたけ）やたもぎ茸、黄甘鯛、赤甘鯛を使用し、奥嵐山の錦秋を表現しました。

＊2 百人一首26番貞信公「小倉山峰のもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ」