初となる「山王祭 楽しみ方ガイド」発刊記念 千代田区観光協会が見どころ満載の「山王祭」からおすすめスポットを厳選
「江戸三大祭り」「日本三大祭り」のひとつ「山王祭」が6年ぶり完全復活 皇居・東京駅周辺・霞が関・銀座・日本橋などを「ゾウ」が巡る!?
千代田区観光協会(所在地:千代田区九段南1-6-17、会長:藤井隆太)は、2024年6月7日(金)~6月17日(月)に開催される山王祭(さんのうまつり)に合わせ、協会として初めて「山王祭
楽しみ方ガイド」を発刊・配布します。山王祭は江戸時代、歴代の将軍がご覧になる「天下祭」として盛り上がり、「江戸三大祭り」を筆頭に、京都の祇園祭・大阪の天神祭とともに「日本三大祭り」として数えられています。隔年で行なわれる「神幸祭(じんこうさい)」はコロナ禍前の2018年以来6年ぶりの開催であり、多くの人が復活を待ちわびていました。
一方、山王祭には見どころが多すぎてどこで何を観たらよいか分からないという方も。そうしたニーズに応え、今回初発行される「山王祭
楽しみ方ガイド」には、初心者でも祭を余すところなくお楽しみいただけるコンテンツを盛り込みました。またWeb版ではインバウンド向けに英語サイトも公開します。山王祭
楽しみ方ガイドWeb版(日本語)URL:
山王祭 楽しみ方ガイドWeb版(ENGLISH)URL:https://visit-chiyoda.tokyo/en/sannoumatsuri/
日本三大祭り「山王祭」が6年ぶりに完全復活
三代将軍・徳川家光の時代から、江戸城内に入った御神輿を歴代の将軍がご覧になる「天下祭」として伝統を持つ山王祭。11日間に渡って、「末社八坂神社例祭」「神幸祭」「境内茶園並狭山新茶奉納奉告祭」「氏子各町連合宮入」「献灯祭」「山王嘉祥祭(さんのうかじょうさい)」などが行われます。
特に一年おきに行われる「神幸祭」は盛大で、最長300mとなる王朝装束を身にまとった500人からなる祭列行列が都内中心を練り歩く迫力ある催し。そのルートは永田町・四谷・麹町・九段・皇居・東京駅周辺・霞が関・銀座・日本橋など約23kmに及び、東京一広い氏子地域を巡る山王祭最大の祭典です。都会にいながら江戸時代にタイムスリップした感覚を味わえます。
さらに今年は、6年ぶりの山王祭の復活を祝して、八代将軍徳川吉宗の命により江戸に連れてきたことが話題となって当時の山王祭に登場したという「ゾウの山車」が初登場。御神輿とともに巡ります。
山王祭の起源、日枝神社
山王祭を開催する日枝神社の歴史は鎌倉時代のはじめ頃までさかのぼり、武蔵野地域を拓いた江戸氏が山王宮をお祀りしたことから始まりました。天正18年(1590年)、徳川家康が江戸城を居城とする際には日枝神社を「徳川家の守り神」「江戸の産神」として崇敬するなど、江戸地域や徳川将軍家とかかわりが深く、江戸城が皇居となった現在では皇居の守り神「皇城の鎮」として重んじられています。その大祭である山王祭は、豪華絢爛さや将軍の上覧があることなどから、神田祭と併せて「天下祭」「御用祭」として親しまれてきました。
山王祭の押さえるべき6つの見どころ
11日間に渡って複数の場所で様々な祭や儀式が開催される山王祭。しかし、どこに行って何を観たらよいか分からない、様々な雰囲気を持つ山王祭を満喫したいという方のために、千代田区観光協会が
6つの押さえるべき見どころをご紹介。
「ゾウの山車」が初登場!祭列行列とともに都内を巡る!
今年は、山王祭の復活を祝して「ゾウの山車」が初登場。そのリアルな姿と大きさはひときわ目を惹きます。由来となるゾウは1728年にベトナムから長崎へ到着しました。そこから京都を経由して歩いて江戸までやってきて八代将軍吉宗公と対面。そのことが話題となり、江戸後期から附け祭の曳き物として山王祭に登場するようになりました。
場所日枝神社、国立劇場、皇居坂下門、東京駅、銀座中央通りなどの祭りのルート日時7日(金)7:45~17:00
日本で唯一!皇居・旧江戸城を巡る!
山王祭は三代将軍家光公の頃から江戸城内に入ることが許され、将軍がご覧になった日本で唯一のお祭りとして「天下祭」と呼ばれています。皇居となった現在でも御神輿が入るのはこの山王祭だけ。「皇居坂下門」にて皇室のご安泰を祈願します。
場所皇居坂下門(千代田区千代田1)日時7日(金)12:05頃 御着輦(ごちゃくれん・到着)
12:30頃 御発輦(ごはつれん・出発)
300mに及ぶ大行列!都心に優雅で格調高い王朝絵巻を繰り広げる
御鳳輦(ごほうれん)2基と宮神輿1基・山車6基が王朝装束をまとった人々約500人に供奉されながら、東京一広い氏子地域を巡ります。その長さは最長で約300mに及び、優雅で王朝絵巻のような行列をお楽しみいただけます。
場所日枝神社、国立劇場、皇居坂下門、東京駅、銀座中央通りなどの祭りのルート日時7日(金)7:45~17:00
東京の中心で江戸時代にタイムスリップ!
東京一広い氏子地域を巡る山王祭の神幸祭。そのルートは、日本の中枢である永田町・四谷・麹町・九段・皇居・東京駅周辺・霞が関・銀座・日本橋など約23kmに及びます。様々なスポットと華麗で古風な行列のコントラストは見どころ満載。
場所日枝神社、国立劇場、皇居坂下門、東京駅、銀座中央通りなどの祭りのルート日時7日(金)7:45~17:00
52段の石段を担ぎ上がる!日枝神社男坂での連合宮入
氏子の町会の神輿9基と山車3台が日枝神社に次々と入っていきます。夕闇せまるなか、52段の石段を担ぎ上がる勇猛な姿は必見。
場所日枝神社(千代田区永田町2-10-5)日時8日(土)夕刻(16:00~17:00頃)
街道の起点、日本橋の中央で、天に差す神輿
街道の起点日本橋に向け、神輿16基が銀座中央通りを進みます。橋の手前では、鳶頭衆(かしら)が木遣りを唄い先導。橋の中央にて、神輿を天に差す瞬間、盛り上がりは最高潮に!
場所日本橋(中央区日本橋)日時9日(日)13:30頃
主な祭事日程
6/7(金)7:45~17:00神幸祭6/8(土)夕刻(16:00~17:00頃)氏子各町連合宮入6/9(日)正午下町連合渡御
山王祭とは
徳川時代、江戸城内に入御した御神輿を、三代将軍家光公以来、歴代の将軍がご覧になる「天下祭」として盛り上がり、江戸三大祭の筆頭として、さらに京都の祇園祭・大阪の天神祭と共に、日本三大祭に数えられているお祭りで、例年6月に開催されます。
さらに、隔年で東京都心を300mの祭礼行列が練り歩く神幸祭も山王祭の行事として開催予定で、境内では江戸時代の伝統芸能である邦楽や華道の展示など様々なイベントが開催しています。千代田区では神田明神の「神田祭」とともに、一年毎に交互に開催されます。
「山王祭 楽しみ方ガイド」について
山王祭の見どころが多すぎてどこで何を観たらよいか分からないという方も。そうしたニーズに応え、初心者でも一目でわかりやすく、神幸祭の行程や見どころ、魅力を一つにまとめた、観光協会初のガイドを発刊します。またWeb版では、山王祭と併せて楽しみたい近隣の立ち寄りスポットも紹介。インバウンド向けに英語サイトも公開します。
設置期間5月30日(木)~設置場所千代田区観光案内所をはじめとした区内観光案内所、ホテルなど山王祭 楽しみ方ガイドWeb版
(日本語)https://visit-chiyoda.tokyo/sannoumatsuri/
https://visit-chiyoda.tokyo/sannoumatsuri/山王祭 楽しみ方ガイドWeb版
(ENGLISH)https://visit-chiyoda.tokyo/en/sannoumatsuri/
一般社団法人 千代田区観光協会
一般社団法人千代田区観光協会は、千代田区及びその周辺地域の自然、景観、文化・歴史、産業・技術などの資源を活用し、観光事業の振興を図ることにより、千代田区の魅力を高め国内外の人々との交流を促進し、地域文化の維持発展及び地域経済の活性化に寄与することを目的として、活動しています。
所在地:〒102-0074 東京都千代田区九段南 1-6-17
TEL:03-3556-0391
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当リリースの詳細について
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