築野グループ第42回日本美容皮膚科学会総会・学術大会(愛知)に2題発表します。
)は、第42回日本美容皮膚科学会総会・学術大会に参加し最新の研究成果を2題発表します。
当社は米ぬかを高度有効利用することを目標とし、こめ油事業・ファインケミカル事業・オレオケミカル事業を展開しております。学会では、当社が開発、製造する米胚芽油並びに米ぬか由来のフェルラ酸、及びフィチン酸のヒト試験による皮膚美容効果の結果を報告します。
* 第42回日本美容皮膚科学会総会・学術大会
日本美容皮膚科学会は健全な美容皮膚科学の発展を目標として,美容皮膚科学に関する研究および,その研究成果の普及,ならびに会員相互の交流をはかることを目的として設立されました。第42回総会・学術大会は2024年(令和6年)8月31日(土)、9月1日(日)の2日間、愛知国際会議場(愛知県名古屋市熱田区)にて開催されます。【会頭】秋田
浩孝(藤田医科大学ばんたね病院 皮膚科)
* 発表演題
演題番号O3-3 γ-オリザノール高含有米胚芽油およびフェルラ酸配合スカルプパックによる頭皮・毛髪への影響
近年、ヘアケアのトレンドとして頭皮ケアが注目されています。米ぬかに含まれる機能性成分の中でもγ-オリザノール、フェルラ酸は高い抗酸化、抗炎症作用を持ち、頭皮ケアへの有効性が期待できることから、その有効性をヒト試験にて検討しました。その結果、頭皮ではフケの量が各成分で減少傾向となり、皮脂分泌量がフェルラ酸により抑制されました。また毛髪に対しては良好な感触を付与できることを確認しました。
演題番号 O3-8 米糠由来フィチン酸配合のデイリーピーリング剤による男性皮膚への効果
男性の皮膚は女性と比較して皮脂分泌量が多く、日頃の髭剃りなどよる肌荒れや角質肥厚などを起こしやすい事が知られています。一方、天然の有機酸であるフィチン酸は、これまでに皮脂の抑制効果などが知られており、ピーリング剤の成分として期待されていました。この度、男性を対象としたヒト臨床試験にてフィチン酸ピーリング剤の美容効果を検討し、その結果、フィチン酸が皮脂分泌量の抑制や皮膚の弾力改善、メラニン産生抑制に寄与する事が明らかとなりました。更に、肌荒れの要因となる髭剃り時の荒れや、赤みの悩みについても改善の体感が得られることを確認しました。
【築野グループ株式会社の事業概要】
わたしたちは、古来健康と美のシンボルとして親しまれてきた“米ぬか”の高度有効利用を推し進め、「こめ油製造事業」「ファインケミカル事業」「オレオケミカル事業」の3つの事業を展開しています。
設 立: 昭和22年2月1日
代表者:代表取締役社長 築野富美
U R L :https://www.tsuno.co.jp/
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