「かなわぬ想い」「分裂する想い」青年期に苦悩し命を賭して取り組んだ、いとも悲しい二つの異なる愛のかたち。松下紀夫の処女作『かなしき愛』発売!

パレードブックスは、2024年5月21日(火)に『かなしき愛』(著:松下紀夫)を全国書店で発売いたします。 * パレードブックス新刊

装画、筆文字「しらぎく」は著者が描いた。

装画、筆文字「しらぎく」は著者が描いた。

『かなしき愛』著:松下紀夫

主人公・紀夫が、運命の出会いから学生時代を通して九年半の間想い続けた、かなわぬ愛。そして社会に出てから、精神を病む女性を優しく守るさだめの、悲しい愛。青年期に苦悩し命を賭して取り組んだ、いとも悲しい二つの異なる愛のかたち。まさに、究極の恋愛小説。

* あらすじ

中学二年の春。紀夫は美しい純子と出会い、生涯一度だけの運命の愛を直感した。学生時代の九年半、一筋に想い続け、苦悩したあげく結婚を申し込んだが、かなわずに自殺を未遂した。

社会に出て、成り行きで生活を共にした銅子は精神を病んでいた。錯乱から優しく守るさだめと覚悟をもって生活していたが、すれ違う愛の誤解からやむなき別れとなった。

波乱を含んだ二つのかなしき愛。そこにただようもののあわれ。人の世の無常をつくづく思い、ある日の夜、紀夫は一人で慟哭するのであった。

* 本について

生真面目で世間知らずな紀夫が、ただただ心から真剣に、苦しみながら愛に取り組んで得たものは、人の善であり、純心の尊さであり、もののあわれを感受した結果の、心に触れる癒しであり、幸せだった。それは青年時代の特権でもある。愛することで失うものは何もない。恋愛に関心がない人も、自分の愛に躊躇している人も、まずは一歩前に進まなければ何も得られない――。

本書は、真摯な愛を貫いた先にあるものを描いた、究極の恋愛小説である。

* 著者プロフィール

松下紀夫(まつした・のりお)

1942年2月生まれ。川崎市麻生区在住。

* 書籍情報

書籍:かなしき愛

著者:松下紀夫

出版社:パレード

発売日:2024年5月21日

ISBN:978-4-434-33790-1

仕様:四六判/並製/222ページ

定価:1,100円(本体1,000円+税)

Paradebooks:

https://books.parade.co.jp/category/genre01/978-4-434-33790-1.html

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* 出版社情報

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パレードブックスの書籍紹介

URL:https://books.parade.co.jp

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【会社概要】

商号:株式会社パレード

大阪本社:大阪府大阪市北区浮田1-1-8

東京支社:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-10-7

代表取締役:原田直紀

設立:1987年10月20日

資本金:4000万円

事業内容:広告企画・アートディレクション、グラフィックデザイン全般、Webサイト企画・制作、出版事業『パレードブックス』