いま最も注目されるSGDsの方法「アップサイクル」をテーマにした小学校高学年~中学生向け読み物『アップサイクル! ぼくらの明日のために』(佐藤まどか・作)発売!
2023年10月4日に、株式会社ポプラ社から『アップサイクル! ぼくらの明日のために』(佐藤まどか・作)が発売されました。
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「アップサイクル」とは、本来捨てられるはずの製品に、デザインやアイデアによって新たな価値を与えて再生すること。いま最も注目されている新しいSDGsへのアプローチ方法です。
本書は、夏休みの研究テーマとして「アップサイクル」を選んだ中学生3人が、その大切さとおもしろさに目覚め、起業を考えます。社会に関わっていく中学生たちの興奮が生き生きと描き上げられた、一気読み必至の物語です。
街のポスターやちらし、広告などでも「アップサイクル」の文字を見かけることが多くなりました。10代の子どもたちが大人になったとき、地球環境はどうなっているのか……。そのことを子どもたちは真剣に考えています。そんな10代読者が、より深く楽しく「アップサイクル」に触れることのできるのが本作です。
目次より
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* 作者・佐藤まどかプロフィール
1987年からイタリア在住の日本人作家。プロダクトデザイナーを目指してイタリアに渡った後に児童文学作家としてデビューした異色の経歴の持ち主。『一〇五度』(第64回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)、『アドリブ』(第60回日本児童文学者協会賞)、『つくられた心』など、多感な10代の読者に最も支持されている作家のひとり。
* 作者からのメッセージ
環境問題の解決策の中で、おそらく子どもたちが唯一クリエイティブ性を発揮できるのが、アップサイクルです。物を(人との関係も)アップサイクルし、未来に向けてワクワクできるような可能性があることを伝えたいと思いました。この、楽しい物づくりを通して、物を大切にし、捨てずに再利用しさらに素敵なものに蘇らせるアップサイクルが、環境問題に向きあうための入り口になれば幸いです。
* 本作のレビュー
自由研究だけにとどまらず、継続させるため会社を立ち上げるというところにワクワクした。
アップサイクルという言葉を人間関係にも当てはめていて、嫌いだけど付き合い方を変えればアップグレードできるというのがいいな、と思った。(レビュアー)
子供向けの書籍ではあるが、寝る前に読み始めたら一気に読んでしまった。現代的な題材なので興味が尽きなかったということだと思う。(ジャーナリスト)
たかが学校の課題とハンパにせずトコトンやりぬく姿勢がアツい! 主人公だけでなく、一人ひとりの個性が輝いていて、キラキラまぶしいほど。
これからの時代、ますます重要になりそうなテーマを物語で楽しく学べる貴重な一冊。 大人から子供まで幅広い層に味わって欲しいですね。(レビュアー)
今までにない児童文学。このような高いリテラシーを持った次世代達が育ち、ボトムアップによって社会が変わっていくこと、まさに『ぼくらの明日のために』行動してくれることを、本書を読みながら願わずにはいられなかった。(レビュアー)
言い合いばかりしていた3人が周りの大人を巻き込んで起業していくなかで、1つになっていく姿は胸が熱くなりました。近年メディアなどにとりあげられるSDGsについても考えさせられるためになる一冊です。(書店児童書ご担当者)
アップサイクル、中学生で起業、そのためのアプリ制作やクラウドファンディングなど、昭和生まれでデジタルにうとい身としては「ふわぁ~、すげー」の連続。
今を生きる子どもたちの興味を引き、共感や憧れを抱く物語なんじゃないかと思いました。(書店児童書ご担当者)
* 書籍情報
『アップサイクル! ぼくらの明日のために』
作/佐藤まどか
発売年月:2023年10月
定価 1,760円(10%税込)
ISBN:978-4-591-17926-0
ページ数:223ページ
主な対象年齢:小学校高学年~中学生
書誌ページ>>
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8001066.html
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