VRデジタル療法のBiPSEE、2023年度 NEDO「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業」に採択
VRデジタル療法のBiPSEE、2023年度 NEDO「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業」に採択
株式会社BiPSEEがNEDOのDTSU支援基金に採択、うつ病治療を目的としたVRデジタル療法の開発と臨床研究に弾み
株式会社BiPSEEは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)が公募しておりました、第二回「
ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業
[]」において助成金の採択決定を受けました。採択課題は以下の通りです。
NEDO事業名:ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業BiPSEE採択課題名:うつ病患者向けVRデジタル療法の開発
採択課題概要:VR および AI 技術を用いた デジタル療法(Digital
Therapeutics(DTx))の開発により、認知行動療法をデジタル化し、患者の状態や嗜好に合わせた個別化医療を実現する。最初のターゲットとしてうつ病患者向けにVR
DTx とデジタル診断手法を開発する。
BiPSEEは、2020年にうつ病治療を目的としたVR
DTxの開発を開始しました。うつ病患者は日本で500万人、世界で3億人存在し(*1)、COVID-19によるパンデミックにより、患者数は増加傾向にあります(*2)。抗うつ薬を中心とした標準的治療では不十分なことも多く(最初の抗うつ薬で寛解に至るのは
3 人に 1 人(*3))、認知行動療法の国内での実施率は 6%に留まっています(*4)。BiPSEE のうつ病向け VR DTx「BiPSEE
Depression」は認知行動療法のデジタル化・個別化医療の実現により、うつ病治療における課題を解決するソリューションとなります。
当社のコア技術は、1.認知機能の測定と治療計画の最適化技術、2.クロスプラットフォームデータ同期システム技術、3.医学的要求の定量化による治療効果評価技術で、特にVR
やスマホなどのデバイスを介して患者の治療中、治療前後のデータを取得・解析し、治療プログラムに反映させられることに強みを持っています。
当社では本NEDO事業の採択を受け、現在実施している「BiPSEE
Depression」の探索的試験で医学的な有用性の確認を進め、薬事承認・保険収載実現に邁進すると同時に、リアルタイムでデバイスから取得するデータを活用したデジタル診断手法の開発も進めていきます。更に、現在臨床研究を行っているタイをはじめ、独自のソリューション提供を海外市場においても牽引していきます。
1 WHO, 2017, 2 Santomauro,2021, 3 Rush AJ, et al.,2006, 4 Takahashi, 2018
株式会社BiPSEE(
BiPSEEは、2017年に心療内科医によって設立された、VR(Virtual
Reality)技術と医学的エビデンスに基づいた精神疾患治療向けのVRデジタル療法の研究開発を行うMedTechスタートアップです。個別化医療を実現し客観的なデータに基づいたデジタル診断法を可能にするVRデジタル療法の普及を実現することにより、高騰する医療費や医療格差問題など我が国が抱える医療課題に対するソリューションを生み出し、世界的にも黎明期であるプログラム医療機器分野において、世界をリードすることが可能であると私たちは信じています。
当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000033812.html
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