「働きたくても働けない人」が一人でも減り、どんな人でも楽しく働ける社会を目指します。

Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。

「働きたくても働けない人」が一人でも減り、どんな人でも楽しく働ける社会を目指します。

働きたいけど働けない」人たちが「就労」への1歩に踏み出せるように、「体験」という「0.5歩目の機会」を提供します。 #AprilDream

移動するメロンパン屋さんみるらメロンパンは、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。

このプレスリリースは「みるらメロンパン」の夢です。 「移動するメロンパン屋さんみるらメロンパン(メロンパン移動販売)」では「働く体験事業」を行っています。

働きたくて1歩に踏み出せないかたに「働く」体験の機会を提供しています。

「0.5歩」踏み出すことを後押ししたい

社会には働きたいけど働けない人がいます。その理由はさまざまで、就労経験がなく働くことに不安を感じていたり、過去の就労によって負ったトラウマが原因だったり、中には理由が明確でない方もいます。「働きたいけど働けない」つまり、意欲はあるものの「働く」段階に達せていないという状態で、きっかけがあれば働けるかもしれませんが、そのきっかけになる機会が少ないと感じます。既存の就労支援もありますが、その仕組みにフィットしない「働きたくても働けない」人も多くいます。

みるらメロンパンの働く体験事業では、あらゆる「働きたいけど働けない」人たちが「就労」への1歩に踏み出せるように、まずは「体験」という「0.5歩目の機会」を提供しています。

21歳の自分のために

この事業をはじめたきっかけは、私自身の「就職の失敗」です。高卒で何となく入社したのですが、仕事ができず、毎日のように叱られ、会社に行くのも苦痛な毎日。結局そのまま4年2ヶ月で退職しました。その後、いろんなアルバイトの経験を通して「仕事と自分との相性が大事」ということに気づきました。そして、「この仕事が自分に合うかどうかを事前に試せたら、そもそもこんなしんどい経験せえへんかったのに」と痛感しました。今は、自分の性格や好きなことに合った、メロンパン移動販売という仕事と出会えたことで、やりがいを感じながら仕事ができています。

そんな自分の経験に加えて、自分の周りで就労経験が無い就活生や、就職した会社でのつらい経験を抱えたまま再就職先を探していた方のサポートをした経験も後押しし、「働く体験事業」を行うことにしました。

とにかく「好き」をまず見つけてもらう

この事業の特徴は、「体験する直前や途中でやめたいと思ったら、そのタイミングで帰っていい」、逆に「予定していた時間を過ぎても、もっと体験したくなったら延長してもいい」というところです。

具体的な体験内容は、メロンパン移動販売の販売、販売告知チラシの作成、チラシのポスティングなどです。

この中から体験者が好きな作業を選んでもらっています。

たとえば、「移動販売の体験だけど人前に出たくない」という方には、仕込みや設営などの裏方作業のみ体験してもらうなど、臨機応変に対応しています。

自分に負担のかからない範囲で、自分がどんな仕事と相性が合うかを確かめたり、仕事の楽しさを体感してもらうためです。

「自信」「楽しい」が就労につながる

今まで23人の方を体験者として受け入れてきました。受け入れた方のほとんどは、就労経験が無かったり未経験だったり、長い年数就労から離れている方ばかり。しかし「想定していた以上に問題がなく体験ができた」というのが率直な感想です。働きやすい環境があれば楽しく、うまく働けるのだと実感しました。さらに、体験者のうち6人はその後、就職したり就活をはじめました。

他には、体験を経て就職した方が後日メロンパンを買いに来た時に「自分で働いたお金で買うんですね」と声をかけると、喜怒哀楽の少ない彼が満面の笑みを浮かべていたのも印象的です。

今後の夢は、仲間を増やすこと

今は、みるらメロンパン単体で実施している事業ですが、今後はあらゆる事業者に広がっていくことを願っています。

働く体験には事業者側にもメリットがあります。簡単に解雇ができない日本社会において、面接だけではわからない部分を体験を通じて知ることで、私のような仕事とミスマッチした人材の採用を減らせるということです。それは本人にとってもプラスなことだと思います。

働けていなかった人が働けるようになることは、本人だけでなく、周りにもいい影響を与え、社会や経済にとっても良い影響があると思っています。働く体験を日本全国に広げることで、社会が明るくなる、そう信じています。

「April Dream」は、4月1日に企業が叶えたい夢を発信する、PRTIMESのプロジェクトです。

私たちは夢の実現を本気で目指しています。