「SoilxPolicy Fund」基金の支援先に決定しました!
Fund」基金の支援先に決定しました! 一般財団法人ウェルネスサポートLab(所在地:福岡県福岡市、代表理事:笠
淑美、以下「ウェルサポ」)は、「儲からない」けど「意義がある」社会課題解決に挑む団体に対して、政策提言活動のための寄付と伴走支援を提供する「SoilxPolicy
Fund」基金の支援先に決定しました。「ナースと地域社会のウェルビーイングの両立」の実現に向けて、歩みを進めてまいります。
(「SoilxPolicy Fund」基金:/programs/soilxpolicy-fund
【「SoilxPolicy Fund」基金とは】
社会課題解決に取り組みたい団体に対し、一般財団法人Soil(所在地:東京都渋谷区、代表理事:久田
哲史)より寄付と事業推進支援、株式会社PoliPoli(所在地:東京都千代田区、代表者:伊藤
和真)より政策提言のためのノウハウと伴走支援を提供。この度ウェルサポは、「SoilxPolicy Fund」基金の支援先に決定しました。
● 寄付者 村松竜氏(100年ファンド運営者)
(100年ファンド:
https://ryumuramatsu.com/project/new-project/)
【寄付者メッセージ】
病気になり通院、入院したときにナースの方々にお世話になるのは当たり前だと思っていないでしょうか。私は思っていました。
ところが今、その過酷な労務環境や人口減少でナースの現場は深刻な状況に陥り、看護師の離職が増え続け、現場の疲弊が進行しているそうです。それなのに、看護師が病院で働く場合、主にフルタイムかパートタイムという選択肢しかない「看護師の働く現状」を初めて知りました。
経験豊富なナースが、今や他の職業では当たり前になりつつある「自由な働き方」を選択できる法律の改正により、働き方改革をもたらし、ナース不足の現状を解消する。そのビジョンをお持ちの、ウェルネスサポートLabの笠代表理事にお会いしました。その考え抜かれた計画と行動力、多くの支援者の共感を呼び起こす強い思いを、一つ一つの文章や言葉から感じ、VCとして会ってきた大勢の起業家と共通するパッション、説明力の高さを感じました。ナース不足は国民全体にとっての問題です。法律改正に向けて活動を続けるウェルネスサポートLab様を応援したく、100年ファンドとして支援決定させて頂きました。
● 一般財団法人Soilについて
○ 名称 : 一般財団法人Soil (英語表記 Soil Foundation)
○ 所在地 : 東京都渋谷区恵比寿一丁目21番18-501
○ 設立 : 2023年1月16日
○ 代表理事 :久田 哲史
○ URL : https://soil-foundation.org
○ email : [email protected]
○ 事業内容
・非営利スタートアップに対する助成。その他この法人の目的を達成するために必要な事業
● 株式会社PoliPoli(ポリポリ)について
○ 名称:株式会社PoliPoli(ポリポリ)
○ 所在地:東京都千代田区平河町2丁目5-3 MIDORI.so NAGATACHO
○ 設立:2018年2月
○ 代表者:伊藤 和真
○ URL:
○ 企業理念:新しい政治・行政の仕組みをつくりつづけることで、世界中の人々の幸せな暮らしに貢献する。
○ 事業内容
・政治家に声を届けるウェブサイト『PoliPoli』:
・行政に声を届けるウェブサイト『PoliPoli Gov』:
・企業、団体向けルールメイキングのためのサポートサービス『PoliPoli Enterprise』:
https://polipoli-enterprise.studio.site/
・社会課題解決のための寄付基金『Policy Fund』:
・政治情報メディア『政治ドットコム』:
【取り組む社会課題:少子高齢化と中堅看護師の離職】
少子高齢化が進む中、高齢化社会を支える働き世代、見込み(次世代の)働き世代の持続的な健康度の向上が重要であると考えています。中でも医療福祉を支える要となる看護現場では、核家族化により女性の健康(近年のコロナも重複)課題や子育て・介護などのライフイベントの負荷が深刻化する30~40代の中堅クラスのナースたちが、ライフスタイルに合わせた働き方が困難なこともあり、精神的負荷が増大する現状が続いています。
その結果、これまで「患者さんとそのご家族または地域住民に寄り添った丁寧なケア=理想の看護観」を追及することを喜びとしてきたナースが、理想と現実のギャップを大きく感じる体験となっており、「自由な働き方」ができない状況に戸惑いキャリアダウンまたは休眠となる傾向があると、ウェルサポは考えています。
この社会課題を解決するためには、ナースの働き方や特有の健康課題について、ナース自身だけでなく社会全体が関心をもち、「ナースもサポートが必要な人材である」との認識を持つことで、ナースが自ら不安不調であることをオープンにし、早い段階で助けを求めることのできる風潮をつくることが重要だという想いに至りました。
【ビジョン:ナースと地域社会のウェルビーイングの両立】
今回、「SoilxPolicy
Fund」基金を受けて政策提言を行い、医療機関での看護ケア業務が業務委託可能となることを目指します。これが実現すると、他職種同様にフリーランスという選択肢とワークシェアが可能となります。ナースの皆さんが自身の健康やライフイベントに合わせた働き方が可能となることで経験豊富な中堅ナースや退職アラウンドのベテランナースが社会的資源として活用され、本来の看護の役割を全うすることでナースと地域・社会のウェルビーイングの両立が実現することをビジョンに掲げています。
【代表メッセージ】
笠 淑美(Yoshimi Ryu)
ウェルサポは、臨床経験豊富なナースとヤングケアラーの体験を持つ私の「自分らしく健康的に働き続けたい」という願いが重なり、当時利用者であったご婦人の遺贈寄付により「健やかな未来を次世代へつなぐ」ことをミッションに活動をスタートしました。4年間の活動を通して、ナースが「自分らしく健康的に働き続ける」ことを実現するためには、他職種と同様にワークシェアができることが重要だと実感すると同時に、政策の障壁の大きさも十分に感じてきました。本プログラムを通して、ナースの皆さまが大好きな看護スキルを存分に地域社会に還元し、その結果自分らしくのびのびと健康的に働き続けることのできる社会となるよう、歩みを進めてまいりたいと思います。
【団体概要】
団体名:一般財団法人ウェルネスサポートLab
代表理事:笠 淑美
住所:〒810-0004 福岡市中央区渡辺通2-9-20-1103
電話:092-231-9762
設立:2020年1月
事業内容:不安不調期・療養期の意思決定支援事業、不安不調期・療養期のコーディネート看護ケア事業、ウェルビーイングに関する地域貢献人材育成事業、終活コーディネート事業
HP:
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません