福祉事業所と老舗お茶屋「3MろW(ミムロウ)×妙香園日本茶」の販売開始

https://prtimes.jp/

ブラウザで見る [] []

特定非営利活動法人障がい者みらい創造センター プレスリリース:2024年09月02日 報道関係者各位

福祉事業所と老舗お茶屋「3MろW(ミムロウ)×妙香園日本茶」の販売開始 ~専門店の味にこだわったお茶で、障がい者の仕事創出と全国平均工賃の200%以上を目指す~

特定非営利活動法人障がい者みらい創造センター(本社:愛知県名古屋市南区、理事長:竹内

亜沙美、以下「障がい者みらい創造センター」)は、大正5年創業の株式会社妙香園(本社:愛知家名古屋市熱田区、代表取締役:田中良知、以下「妙香園」)と共同で「3MろW(ミムロウ)×妙香園」の日本茶商品の販売を開始したことをお知らせします。本サービスは、障がい者みらい創造センターが運営する障がい者支援施設の利用者がパッケージのアートや茶葉の梱包、発送作業などを担うことで、仕事の創出と全国の平均工賃の200%以上を目指します。

商品販売開始の背景

近年、企業の社会的責任や企業の持続的成長のためDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)促進の重要性が高まっています。障がい者の社会参加と雇用促進の側面においても、企業における法定雇用率の上昇や障がい者に対する差別を解消するための法令など、障がい者がより良い労働環境で働けるよう様々な取り組みが進んでいます。

一方で、障がいがある方々が直面する雇用の壁は依然として高く、特に中・重度の障がいをある方々の社会参加には高いハードルが存在しています。適正な報酬を得られる機会も少なく、令和3年度の日本の福祉事業所での平均工賃は16,507円(※)であり、時間給に換算すると223円と国が定める最低賃金と大きな差が発生しています。

このような状況を改善し、障がいがある方が自分らしく働き、適正な報酬を得ることを目指して2024年2月より「3MろW(ミムロウ)」商品の販売をスタートしました。本格的な飲料を楽しんでいただく他に、訪問先への贈り物としてもご利用いただけます。商品のパッケージアートや梱包、発送は障がい者みらい創造センターが運営する就労継続支援B型事業所の利用者が担当することで、障がい者の仕事を創出するとともに、全国の平均工賃16,507円の200%以上を2024年中に目指します。

※:厚生労働省「令和3年度工賃(賃金)の実績について」

https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001042285.pdf

障がい者の皆さん×デザイン事務所様で作り上げたパッケージデザイン

パッケージのデザインは障がいがある障がい者みらい創造センターの利用者が描いたものを、デザイン事務所

株式会社スズキモダン(本社:愛知県名古屋市東区、代表取締役:鈴木

友章)様のプロデュースのもと制作いたしました。飲料としてお楽しみいただくだけでなく、贈り物としても最適なデザインとなっています。

大正5年創業、老舗日本茶専門店妙香園とコラボレーション

障がい者の賃金向上活動に共感をしていただいた大正5年創業の名古屋老舗日本茶専門店である妙香園と共同で商品開発をしました。茶葉は妙香園が厳選した煎茶・ほうじ茶・玄米茶の3種類をティーバックにしました。香り高い、老舗専門店が厳選された日本茶の味をお気軽にご家庭で楽しんでいただけます。

販売店舗について9月1日より妙香園全店舗で販売開始しました。

妙香園:本店(名古屋市熱田区沢上)、栄店(名古屋市中区栄)、サカエチカ店(名古屋市中区栄地下街)、サンロード店(名古屋市中村区名駅)、トヨタ店(愛知県豊田市山之手)、あつたnagAya店(名古屋市熱田区神宮前)

障がい者みらい創造センター:カフェ magnet(名古屋市瑞穂区堀田)、店員が気まぐれな喫茶ミムロウ(名古屋市瑞穂区下坂町)、ECサイトみらせんマルシェ:

https://marche.mirasen.org/item/mimrow/

製造について

障がい者みらい創造センターが運営する就労継続支援B型事業所にて製造・梱包をしております。作業をするのは主に重度・中度の知的障がいがある若者です。自分たちのペースで1つひとつ丁寧に梱包しています。

請求書払いや大口注文、ギフトセットも対応しています。お問い合わせ先:みらせん 堀田 052-627-7355 または [email protected]

サービス立ち上げの想い 理事長 竹内 亜沙美

福祉事業所で1か月働いてもらった初めての工賃金額を本人たちが書いたメモ

上記のメモの数字は1か月福祉事業所で働いた卒業生の初めての給与です。1か月頑張って働いて3000円…。それを嬉しそうに報告する彼等を見て、涙をこらえながら「1か月よくがんばったね」と声をかけたことを今でもよく覚えています。

福祉事業所は障がい者支援をしながら、障がいのある方々が行える仕事を確保し、適切な工賃を出していかなければなりませんが、それは決して簡単なことではありません。下請けの下請けとなり、1つ数円、数銭の内職をせざるを得ない事業所も珍しくありません。また、福祉施設は低コストで作業を行ってくれる所と誤った認識をされているケースもあり、フェアトレードの考え方が根付いているとは言えません。こうした日本の現状に問題を感じ、今回茶葉の有名店やデザイナーの方とのコラボレーションを通じて、自社商品の販売をスタートすることといたしました。この商品をたくさんの方に知って頂き、美味しい飲み物を購入してもらうことで障がい者の賃金向上を達成していきたいと思っております。

障がい者みらい創造センター 理事長 竹内 亜沙美法人設立の背景

理事長竹内亜沙美が名古屋市内の特別支援学校で教諭として勤務していた際に自身が難病に。治療法全てに失敗をし、死と向き合った経験から人生が有限であることを痛感。残りの命をどう使いたいか考えた際に知的障がい者への差別をなくし、障がいの有無に関わらず豊かに生きられる社会にしたいと思い公務員を退職して起業。現在6期目で名古屋を中心に12拠点70名を超えるスタッフと300名を超える障がい者を支援している。

会社名:特定非営利活動法人障がい者みらい創造センター所在地:〒457‐0046 愛知県名古屋市南区松池町1丁目19番地代表者:理事長 竹内亜沙美

設立:2017年2月URL:

https://mirasen.org

事業内容:障がい児就労支援教室運営・生活力向上型ショートステイ運営・・リゾート型ショートステイ運営・カフェ併設型移行支援事業所運営・カフェ併設型就労継続支援B型事業所運営・定着支援事業所運営・訪問ヘルパー事業所運営・障がい者雇用コンサルティング・障がい理解に関する講師講演

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】特定非営利活動法人障がい者みらい創造センター 担当:早川・小川TEL:052-627-7355

e-mail:[email protected] 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000084278.html

※このメールは自動送信されていますので、返信はご遠慮ください。

Posted by owner