本人にとって桜とは何だったのか? 今こそ読みたい、桜と日本人2000年の全文化史『桜の日本史年表』。
今こそ読みたい、桜と日本人2000年の全文化史『桜の日本史年表』。 本邦初「桜大全」! 和歌・俳句・随筆、名所・名桜など、桜を網羅した決定版資料!
株式会社河出書房新社(本社:東京都渋谷区
代表取締役:小野寺優)より、2023年12月に刊行した『桜の日本史年表』。桜開花の知らせが届くこの時季に座右の書としたい、桜の短歌や俳句を網羅し、桜と日本人の2000年の文化を振り返る事典です。
2024年もついに北上をはじめた“桜前線”。開花とともに春の到来を知る、日本の国花とも言われる桜。桜は春の代名詞であり、古代より日本人のこころに深く影響を与え続けてきました。
昨年末、弊社が刊した『桜の日本史年表
桜と日本人2000年の全文化史』は、紀元前660年の神武天皇の時代から2023年の現代まで、あらゆる歴史文献を渉猟しながら集成した、日本人と「桜」にまつわる和歌・俳句・能・狂言、随筆・小説、歌曲、観桜の宴、名所名桜などを網羅した本邦初の大事典です。本文は年表順にわかりやすく全文2段組でレイアウトし、2000年以上の「桜と日本人」の歴史を詳述します。また、巻末には桜に関連する膨大な索引を配し、和歌・俳句、名所・名桜、事項、人名を検索することが可能です。この一冊で、日本人の「こころ」と「かたち」に強く関わってきた桜の全貌を読み解くことができます。
この世のものと思われぬ美しさを誇る桜。これを日本人はいかに愛し、いかに表現してきたかを知ることで、桜の魅力にさらなる堪能と感動が得られる一冊です。
山折哲雄氏絶賛!(国際日本文化研究センター名誉教授〔元所長〕、国立歴史民俗博物館名誉教授)
──これは驚いた。「桜」をめぐる言説を総合した、類を絶するこのような「大歴史年表」は見たことがない。
■本書の特色
1. 和歌・俳句・能・狂言、随筆・小説、歌曲まで、桜を詠んだ作品を網羅的に掲載。
2. 和歌などの文芸だけでなく、桜が日本人の心に刻まれてきた全歴史を総覧。
3. 神武天皇の時代から2023年まで、2000年以上の壮大な「桜と日本人」史。
4. 充実した分野別索引(人名・事項・名所名桜・和歌俳句など)、約5,800項目。
5. 短歌結社・俳句同好会、句会、公共図書館、大学図書館、学校図書館など、基本文献に最適。
■目次
序
凡例
第一部 平安時代以前
第二部 鎌倉・室町時代
第三部 江戸時代
第四部 明治・大正・昭和前期
第五部 昭和後期・平成・令和
編集後記
主要参考文献
和歌・俳句等索引
名所・名桜索引
事項索引
人名索引
■編集方針
・年月日順に桜にまつわる歴史的出来事と、詠まれた和歌などを網羅的に配列。直後に解説と注釈を付す。
・桜を詠んだ和歌や俳句などはそれぞれ太字で示す。
・固有名詞や難読漢字についてはできるだけルビを付して読みやすく配慮。
・『万葉集』や『古今和歌集』などの主要な和歌集、および西行や正岡子規などは、「桜歌」としてまとめて掲載。
・桜にまつわる歴史的記述・文献からの引用を罫線の下に示す。
・和歌をはじめ、事績についてもすべて出典を明記。
・4分野、総計約5300項目の索引から、必要なページを検索可能。
■本文より
巻末収録の「和歌・俳句等索引」と「名所・名桜索引」より
巻末収録の「和歌・俳句等索引」と「名所・名桜索引」より
巻末収録の「事項索引」と「人名索引」より
巻末収録の「事項索引」と「人名索引」より
■内容紹介
全国各地の桜の名所には古来の歴史が秘められている。日本人の桜への特別な思いはどのように変遷してきたのか。和歌、俳句、詩歌、随筆、小説など文献を駆使して編集した画期的史料。
■編著者紹介
井筒清次(いづつ・せいじ)
1947年、東京都武蔵野市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。百科事典・歴史雑誌等の編集を経て、現在、歴史・宗教などをテーマにした執筆を中心に、出版プロデューサーとしても活動。編著に『天皇史年表』『天皇家全系図』『日本宗教史年表』、著書に『桜の雑学事典』『図説
童謡 唱歌の故郷を歩く』、共著に『江戸・東京 事件を歩く』などがある。日本さくらの会会員。
■書誌情報
書名:桜の日本史年表
副題:桜と日本人2000年の全文化史
編著者:井筒清次
仕様:A5判/上製/丸背/794ページ
組版体裁:本文13QリュウミンR/縦組/25字×23行×2段
初版発売日:2023年12月27日
定価:9900円(本体9000円) ISBN:978-4-309-22908-9
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309229089/
出版社:河出書房新社
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