『なぜ東大は男だらけなのか』――その歪んだ事実と歴史的背景に迫る問題作! 現役の東大教授・矢口祐人による覚悟の書、集英社新書から2月16日(金)発売
これは大学だけじゃない、日本全体の問題だ! 女性の“いない”キャンパス!?
2023年現在、東大生の男女比は8:2である。日本のジェンダー・ギャップ指数が世界最下位レベルであることはよく知られているが、将来的な社会のリーダーを輩出する高等教育機関がこのように旧弊的なままでは、真に多様性ある未来など訪れないだろう。現状を打開するには何が必要なのか。
現役の東大教授であり、副学長でもある著者が、「女性の”いない”東大」を改革するべく声を上げる!
東大の知られざるジェンダー史をつまびらかにし、アメリカでの取り組み例も独自取材。自身の経験や反省もふまえて、
日本の大学、そして日本社会のあり方そのものを問いなおす覚悟の書。
【書誌情報】書名:『なぜ東大は男だらけなのか』著者:矢口祐人発売日:2024年2月16日(金)定価:1,089円(10%税込)判型:新書判 240ページ
ISBN:978-4-08-721303-4集英社新書
【目次】序 章 男だらけの現状第一章 東大は男が八割第二章 女性のいない東大キャンパス――戦前第三章 男のための男の大学――戦後第四章 アメリカ名門大学の共学化
第五章 東大のあるべき姿終 章【著者プロフィール】矢口祐人(やぐち ゆうじん)
東京大学大学院総合文化研究科教授、同大グローバル教育センター長、同大副学長。1966年、北海道生まれ。米国ゴーシエン大学卒業。ウィリアム・アンド・メアリ大学大学院で博士号取得。1998年より東京大学教養学部・大学院総合文化研究科で教える。専攻はアメリカ研究。著書に『ハワイの歴史と文化悲劇と誇りのモザイクの中で』(中公新書)、『憧れのハワイ
日本人のハワイ観』(中央公論新社)、『奇妙なアメリカ 神と正義のミュージアム』(新潮選書)など。
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