！世界遺産登録！佐渡産食材で美味しいしょうゆを

2024年12月10日

山崎醸造(株)本社社屋

山崎醸造株式会社（本社：新潟県小千谷市）は、佐渡産のあごエキスをふんだんに使用した新しいしょうゆ加工品を2024年12月2日に発売しました。この商品は、佐渡ブランド商品を多く取り扱う地元水産加工会社「山津水産株式会社」様（本社：新潟県新潟市）から仕入れた貴重な佐渡産のあごエキスを使用しています。

開発の経緯

今回の開発は、山津水産様から佐渡産のあごエキスをご紹介いただいたことから始まりました。当社では、ちょうど佐渡金山の世界遺産登録への期待が高まる中で、地元企業として地域を盛り上げる一助となる商品を開発できないかと考えていたところでした。開発・試食をするなかで、特にたまごかけごはんとそばつゆに使用すると美味しいことがわかり、『せっかくなら用途にあわせて提案しよう！』と3種類の容器形態で発売することで使いやすさにもこだわりました。

貴重になってしまった佐渡産のあご

「あご」とはトビウオの別称で、佐渡では古くからすり身やだしとして広く利用されてきました。特にあごだしは上品な香りとすっきりとした甘みがあり、高級だしとして認知されています。

しかし近年は不漁が続いていて、去年は過去最低の２.８トンまで減少していると言われていています。2024年7月には長らく地元のソウルフードとして親しまれてきた佐渡の「両蒲」様が「とび魚のすり身」の製造を中止するなど、加工原料して確保することは非常に困難な状況です。

味と特徴

山崎醸造が取り扱う数十種類の醤油から、相性の良い2種類の醤油を厳選し使用しました。一味違うあごの旨みと香りをお愉しみください。また、通常販売している醤油に比べとろみのある本品は、かけ醤油として使用した際に食材との馴染みが良いことも特徴の一つです。

「あご醤油」、「たまごかけ醤油」、「あごつゆ」の3種類を同時リリースします。利用シーンにあわせてサイズをお選びください。