世界初!糖尿病重症化を早期発見するフットチェックアプリ『Steplife』の提供開始
いつも患者さんに渡していたフットチェック用紙がアプリになりました。私たちは医療現場の負担を軽減させ、糖尿病患者とのコミュニケーションから命を救うためにサポートします。
フットチェックアプリ Steplife
株式会社セカンドハート(本社・京都府長岡京市、代表取締役・石田幸広)は、24年5月、フットチェックをデジタル化させたアプリ「Steplife」をリリースしました。糖尿病の増加や高齢者の孤独感との関連が社会的に注目されています。特に、糖尿病患者の自己管理における認識不足が問題視されています。そのため、糖尿病管理に画期的なアプローチを提供するSteplifeが注目を集めています。このアプリは世界初であり、医療現場での働き方改革や2024年問題にも関連しています。糖尿病専門医とフットケア専門の看護師が監修し、患者とのコミュニケーションを強化し、早期の問題発見を可能にします。そのため、合併症のリスク低減や医療負担の軽減が期待されます。
医療機器ディーラーの皆様へ
当社が世界で初めて開発したアプリは、医療施設との関係性をさらに深めることが可能です。現在、私たちは新しいパートナーシップを築きたいと考えています。貴社が糖尿病や腎疾患領域で販売網を持っている場合は、ぜひご一報ください。私たちは日本全国で、あらゆる規模のお取引に対応できます。Steplifeは、日本フットケア・足病医学会年次学術集会、同学会地方会での出展時に、さまざまなフットケアの専門家より高い評価を得ています。現在、糖尿病や腎疾患領域におけるKOLからも、積極的な問い合わせをいただいています。
国内外の投資家・VCの皆様へ
私たちは世界で初めて、フットチェックをデジタル化するアプリを開発しました。
ASEANでの取引を既に開始し、市場獲得に向けた準備を進めています。また、現在、電子カルテ連携のアプリ開発に取り組んでいます。これにより、医療現場の業務効率化や2024年問題への対応を支援します。
さらに、近い将来、AIを活用した足病評価が医療スタッフ不足という社会課題に貢献する可能性があります。私たちは成長を加速させるための資金調達を行い、アジア圏から世界へとサービスを提供するためのパートナーシップを求めています。
Steplifeにおけるサクセスとは
Steplifeを導入すると医療現場で何が変わってゆくのか
近年、日本では糖尿病患者が急増し、糖尿病対策と予防への関心が高まっています。
同時に、高齢者の孤独感が社会問題化し、糖尿病患者の自己認識が管理上の課題となっています。この背景に基づき、私たちは新たなアプローチで糖尿病管理を支援する「Steplife」を開発しました。
Steplifeは、糖尿病専門医と経験豊かな看護師が監修し、デジタル化による患者コミュニケーションの再設計によって患者の足の健康状態を管理し、問題や変化を早期に発見できます。これによって、合併症のリスクを低減し、患者の健康状態をより効果的に管理できるようになりました。
●Steplifeの特長
* 患者の医療情報の管理:足の経過を記録することで、早期発見、最適な処置を目指します。社会的インパクト
:糖尿病による足切断の予防に焦点を当て、ADLの低下を防ぎます。これにより、医療・福祉費の削減と患者の生活の質の向上を目指します。
* 医療の2024年問題への対応:医療現場の負担を軽減し、患者との面談時間を有効活用します。
背景
近年、日本では糖尿病患者が1100万人(※1)と推定され、糖尿病予備群を含めると2,000万人にも上ります。特に、糖尿病有病者の割合は直近20年間で増加傾向(※2)にあります。また、日本人やアジア人種は、体質的にインスリン分泌の能力が低い(※3)とされ、糖尿病になりやすい傾向があります。
このような背景から、日本における糖尿病の増加は時流として注目される要素であり、糖尿病対策や予防に対する関心が高まっています。
世界で下肢切断ゼロを目指すアプリSteplife
私たちは、下肢切断ゼロをミッションに、糖尿病の重症化を予防するためSteplifeを開発しました。
世界では、糖尿病による下肢切断の発生率が減少(※4)している一方で、足切断後の5年死亡率が70%に上昇(※5)している現状があります。このことから、日本では足切断後の生活における日常生活動作(ADL)の低下が大きな問題となっています。運動能力の低下や精神的なストレスの増大、そして生活習慣病の悪化などが、このADL低下の主な原因(※6)として挙げられます。さらに、足切断後の医療・福祉費が1人当たり1,000万円/年もかかる(※7)という事実が示されています。
このような状況から、糖尿病による足切断の予防が社会的に重要であることが浮き彫りにされます。
新たな価値を提供するフットケア2.0
国際糖尿病連合の報告(※8)によると、過去数十年の間に、先進国を中心に糖尿病による下肢切断率が着実に低下しています。血糖管理の改善やフットケアの普及により、糖尿病管理は患者にとって容易なものとなりました。しかし、日本では糖尿病患者数が増加しているにも関わらず、足切断率の減少傾向を示すような調査は進んでいません。超高齢化社会として認知される日本では、医療現場の制約が増え、生産性の向上が求められています。このような状況下で、私たちは「フットケア2.0」を提唱しています。患者の行動変容を繋がりによって下支え、動機づけをより効果的に促進することで、現状におけるボトルネックを解消し、糖尿病管理の品質向上に貢献することを目指しています。
日本における医療現場の現状に求められるSteplife
政府が2019年に「働き方改革関連法」を施行した際、多くの人々は医療業界での働き方改革に期待を寄せました。しかし、現実は違いました。医療業界では過重労働が依然として続き、労働環境や働き方の見直しには時間がかかると予想され、政府は5年間の猶予を与えました。これが医療の2024年問題(※9)と呼ばれています。しかし、その根深い問題には意外な関連性(※10)があります。実は、糖尿病の重症化もこの問題と深く関わっているのです。医療現場では患者との面談に使える時間がわずか30分しかありません。
この制約により、糖尿病患者の実際の状態と認識の間には大きなギャップが生じてしまいます。Steplifeは、少なくとも糖尿病に関わる医療現場の負担を軽減し、2024年問題を解決する方法の1つだと自信を持っています。
社会的な課題にも直結するSteplife
最近、高齢者の孤独感が社会的な話題となり、その影響が生きがいの低下につながっている(※11)ことが指摘されています。しかし、この孤独感は糖尿病の重症化にも深く関わっています。実際、私たちの糖尿病患者リサーチから明らかになったことは、足切断まで至る糖尿病患者の多くが、自己管理状況について正確な認識を持っていない(※12)ということです。この問題に焦点を当て、患者の自己認識を変えるために、動機付けと繋がりの重要性(※13)に着目しました。私たちの開発するSteplifeは、この課題に対処し、患者の糖尿病管理における自己認識を向上させる画期的なアプローチです。
日本から生まれた世界初のアイデアSteplife
このアプリは、世界初の取り組みです。従来、在宅でのフットチェックは紙で行われ、デジタル化の恩恵を受けていませんでした。その結果、患者とのコミュニケーションが滞り、前回の診察から次回の診察までの間に生じた異常や問題の発見が遅れることがありました。しかし、このアプリを利用することで、紙による不便さや情報共有の課題が解消されます。患者の足の健康状態をリアルタイムで把握し、早期に問題を発見することが可能となります。これにより、患者のケアがより効果的に行われ、合併症のリスクが低減されます。
さらに、従来の電子カルテや透析管理システムでは実現できなかった機能も提供されるため、糖尿病管理がより効率的かつ現代的になります。この画期的なアプリは、糖尿病管理のあり方を革新し、効果的なケアを実現する新たなツールとして注目されています。
Steplifeを支えるのは医療従事者が抱える患者への思い
このアプリは、糖尿病専門医が監修し、これまでにない新たなアプローチが特徴です。さらに、現場経験豊かな看護師もチームに参加しており、延べ1000人以上の糖尿病患者の足の健康をケアしてきたフットケアスペシャリストもいます。特筆すべきは、この看護師がこれまで出会った患者には1人も足を切断させたことがないという点です。患者ケアのプロとしての経験と知識に裏付けされた信頼性を、このアプリに機能として実装しました。
Steplifeアプリダウンロードはこちら
⚫︎i OS(先行で公開済み):
⚫︎Android (5/20以降に公開):
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.secondheart.steplife
Steplifeに関するお問い合わせ
株式会社セカンドハート担当者名:島田メールアドレス:[email protected]問い合わせフォーム:
https://www.secondheart.co.jp/contactus【ソーシャルメディア】Linkedin
https://linkedin.com/company/secondheartFacebook
https://www.facebook.com/secondheart2023
株式会社セカンドハート
糖尿病専門医とフットケア専門の看護師をはじめとした糖尿病スペシャリスト、20年以上の現場経験を持つ臨床工学技士がチームに参加していて、患者のニーズに的確に対応し、最適なケアを提供できることです。
注釈
※1:IDF
Diabetes Atlas 2021※2:国民健康・栄養調査(厚生労働省)※3:全日本民医連※4:IDF Diabetes foot-related
complications※5:Act Against Amputation※6:東京医科大学病院市民公開講座※7:東京医科大学病院市民公開講座
※8:Global estimates of diabetes-related amputations incidence in 2010-2020: A
systematic review and meta-analysis※9:健康・医療医師の働き方改革(厚生労働省)※10:セカンドハート社独自調査
※11:高齢社会白書(内閣府)※12:セカンドハート社独自調査※13:大分大学教育福祉科学部研究紀要
当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000135007.html
※このメールは自動送信されていますので、返信はご遠慮ください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません