『日本人のための第一次世界大戦史』11月21日(土)にソフィア文庫より発売!
『金融の世界史』『日露戦争、資金調達の戦い』の板谷敏彦氏による、WW1入門本の決定版 株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、
代表取締役社長:松原眞樹)は、 2020年11月21日(土)に角川ソフィア文庫の1冊として『日本人のための第一次世界大戦史』(著:板谷敏彦)を発売します。書影
書影
日本人には、 どこか馴染みのない第一次世界大戦。 しかし、 実は日本人も地中海で戦っていたことはご存じでしょうか? 新興国と覇権国との鍔迫り合いや、
急激な技術・グローバリゼーションの進歩など、 当時の開戦前夜の状況と現在の共通点もいろいろと見出すことができるのが、 第一次世界大戦の特徴です。 本書は、
その背景から内実、 後世に与えた影響までを一冊で学ぶことができる、 入門書にうってつけの内容となっています。
著者は『金融の世界史』『日露戦争、 資金調達の戦い』などの話題作を書いた、 板谷敏彦氏。 元金融マンという異色の経歴ですが、
政治・経済・金融・外交・教育・テクノロジーなど非常に幅広い観点から、 第一次世界大戦の全貌を描き出します。
1914年の米国ダウ株価指数の推移。
WW1勃発の契機となったサラエボ事件に株式市場は無反応で、
誰も戦争が起きるとは思っていなかった。
1914年の米国ダウ株価指数の推移。 WW1勃発の契機となったサラエボ事件に株式市場は無反応で、 誰も戦争が起きるとは思っていなかった。
※WW1=第一次世界大戦
【目次】
まえがき
第1章 戦争技術の発達
第2章 国民国家意識の醸成
第3章 兵器産業の国際化と戦艦
第4章 世界から見た日露戦争
第5章 20世紀の新しい産業
第6章 第一次世界大戦勃発
第7章 日本参戦
第8章 戦線膠着
第9章 戦争の経済
第10章 消耗戦の中で
第11章 新兵器の誕生
第12章 終戦へ
第13章 戦後に残されたもの
あとがき
文庫版あとがき
注釈
年表・人的損失
【著者略歴】
板谷敏彦(いたや・としひこ)
1955年、 兵庫県西宮市生まれ。 作家・コラムニスト。 関西学院大学経済学部卒業後、 石川島播磨重工業入社。 その後、 日興証券に入社し、
ニューヨーク駐在員・国内外の大手証券会社幹部を経て、 2006年にヘッジファンドを設立。 著書に『日露戦争、 資金調達の戦い
高橋是清と欧米バンカーたち』『金融の世界史 バブルと戦争と株式市場』(ともに新潮選書)。
【書誌情報】
書名:日本人のための第一次世界大戦史
著者:板谷敏彦
発売日:2020年11月21日(土) ※電子書籍同日配信予定
定価:本体1400円+税
ISBN:9784044005795
レーベル:角川ソフィア文庫
発行:KADOKAWA
カバーデザイン:新井大輔
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません