性視点での解説も充実した『書き込み式 ボールペン「源氏物語」練習帖』、12月25日発売!
書き写し、音読することで、日本を代表する古典作品『源氏物語』を深く味わうことができる、画期的な実用書! 株式会社河出書房新社(本社:東京都渋谷区
代表取締役:小野寺優)は、『書き込み式 ボールペン「源氏物語」練習帖』を2023年12月25日に発売します。
平安時代の女性たちの苦悩や葛藤、それにどう向かいあって生きたのかを紫式部の目線で描き、多様な愛の形から「本当の幸せ」を模索した平安時代の超大作『源氏物語』。本書は、これを手で書き写し、声に出して読むことで、千年もの長い間読み継がれている大河小説『源氏物語』の世界を深く堪能することができる、“書き込み式”の画期的な書籍です。
平安時代、和歌はコミュニケーションや恋愛の重要なツールでした。そこで本書では、『源氏物語』の中から巻名の由来となる有名な和歌27首を厳選して紹介。それらの和歌を読み、書くことで、紫式部が残した言葉、『源氏物語』の世界を体で感じとることができます。そして和歌に込められた思いや意味を知ることで、作品をじっくり観賞することができます。
また、『源氏物語』のあらすじや人物相関図、作者・紫式部の紹介といった作品概要を知るためのページや、現代語訳、鑑賞ポイント、美しいイラストなどを盛り込んだ「女性視点」での解説ページも充実しています。解説ページには、平安時代の暮らしや文化、風習などの時代背景を紹介しながら「『源氏物語』から学ぶ生きるヒント」と題したコラムを多数掲載しています。
いまを生きる人たちにこそ読んでほしい『源氏物語』を、全く新しいアプローチで深く楽しむことができる一冊です。
■本シリーズの特長
◎ボールペン1本で気軽に始められる
◎「声に出して読む」→「書き写す」→「意味を知る」の順で初心者でも取り組みやすい構成
◎書写は「なぞる」→「書き写す」でステップアップ
◎きれいに書くためのポイントも充実
◎書家・岡田崇花先生のお手本が見やすいと好評
◎しっかり開き、書き込みやすい製本
本シリーズからは累計6万部を突破している『書き込み式
ボールペン「般若心経」練習帖』も刊行されており、書きやすい、わかりやすいと好評をいただいております。本書は本シリーズ最新刊です。
■本書について
本書は、一日あたり一首をじっくり味わってもらおうという提案で構成されています。一日あたり4ページです。
本文サンプル(今日の一首)
本文サンプル(今日の一首)
[上記ページの説明]
1.その日、読んでいただく和歌を「今日の一首」として掲げています。ふりがなを参考にし、体に響かせるように何度も声に出して読んでみましょう。
2.「今日の一首」の中から、形の取りにくい文字について、書くときの注意点を説明しています。
3.形の取りにくい文字の「筆順」を説明しています。正しい筆順に従えば、きれいに書くことができます。
4.右ページの「特にこの字がポイント」の文字に注意し、左に印刷されている「お手本」を参考に「今日の一首」を書いてみましょう。まず、お手本をなぞり書きし、次に、中心線を意識しながら書いてみましょう。
サンプルページ(今日の一首 解説)
サンプルページ(今日の一首 解説)
[上記ページの説明]
1.「今日の一首」の現代語訳と鑑賞を記しています。
2.「今日の一首」の理解が深められるよう、内容について詳しく解説していきます。
3.『源氏物語』から学べる生きるヒントを紹介します。当時の風俗やいまのわたしたちにとっても身近な話題をとり上げ、わかりやすく紹介しています。
■著者紹介
監修:服藤早苗(ふくとう・さなえ)
埼玉学園大学名誉教授。専門は平安時代史、女性史。著書に『藤原彰子』(吉川弘文館)、『「源氏物語」の時代を生きた女性たち』(NHK出版)、共編著に『藤原道長を創った女たち』(明石書店)など。
書:岡田崇花(おかだ・すうか)
1960年生まれ。日本書蒼院副理事長(松戸会会長)。文部科学省後援書写技能検定協会千葉県審査員。読売書法展かな部特選受賞。文部科学省認定硬筆書写検定1級。子どもから書道講師まで幅広く指導を行っている。
■書誌情報
書名:書き込み式 ボールペン「源氏物語」練習帖
監修:服藤早苗 書:岡田崇花
仕様:B5変型判/並製/128ページ
初版発売日:2023年 12月25日
定価:1210円(本体1100円)
ISBN:978-4-309-29371-4
装幀:石間淳
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません