ヤーマン2024年上半期トレンドレポート
・LED光美容がブームの兆し ・ヒントは「お手入れ実感」 ・ロングセラーコスメが好調
設立45周年を迎えたヤーマン株式会社(代表取締役社長:山崎貴三代、所在地:東京都江東区)は、昨年2023年11月29日にオープンしたヤーマン初のグローバル
フラッグシップストア「YA-MAN the store
GINZA」を新たな拠点とし、日本国内のみならず、世界にむけて製品を通じて新しい美容習慣を発信しております。
コロナ禍を経て「おうち美容」という言葉が定着し、かつては「美容高感度層」のお客さまだけのものだった家庭用美容機器のすそ野も広がってきました。
そんな2024年、5年連続美顔器シェアNO.1*1を達成したヤーマンの売れ筋製品から読み解く、2024年上半期の美容機器とコスメのトレンドをご紹介いたします。
* トピックス
1)リアルで体験できる場が賑わう「YA-MAN the store GINZA」
マスク生活も終焉、外国人旅行者も復調した銀座の“美顔器の殿堂”では、ハイスペックな美顔器が人気。
2)LED美容がブームの兆し。
世界では市場が形成されつつあるLED美容。『ブルーグリーンマスク』は本格発売へ。
3)“狙ったところにダイレクト”、“痛いコスメ”の「お手入れ実感」
眼輪筋をピンポイントで狙え、筋肉が動く様子を確認できる『デザインリフト』は2023年11月の発売から1カ月弱で初回生産分を完売。“痛いコスメ”に注目が集まる中、「ニードルコスメ」シリーズは累計出荷数100万個*2を突破。
4)機能性の高いロングセラーコスメが好調
発売から15年を迎える『プロ・業務用ハンドクリーム』は累計出荷数270万個*3を突破。
* レポート1. リアルで体験できる場所『YA-MAN the store GINZA」』売れ筋製品ランキング
日本国内のみならず、世界に新しい美容技術をに基づく美容習慣を発信するヤーマン初のグローバル フラッグシップストア「YA-MAN the store
GINZA」は2023年11月29日にオープンしました。コロナ禍を経て外国人旅行者も復調した銀座という場所柄、大変多くの海外からのお客さまがいらっしゃいます。
・「YA-MAN the store GINZA」購入者の国籍
<購入者属性・エリア別>
出典:2024年1月1日~3月31日 「YA-MAN the store GINZA」購入者データ
「YA-MAN the store
GINZA」でお買い物されたお客さまをエリア別にみると、トップは日本ですが、アジア、北米など外国籍のお客さまが約半数を占めます。数は少ないですが、オセアニア、中東のお客さまも見られ、美を求めるのは万国共通であることがうかがえます。また、国別では日本のお客さまを除くと1位は中国、次いでアメリカ合衆国、台湾と続きます。現在、ヤーマンが海外に展開しているエリアは現在9つの国と地域ですが、実に多様な国と地域の方がヤーマンの美容機器を購入されています。アメリカではアジア系女性はスキンケアに熱心であると言われていますが、北米の国籍でもアジア系のお客さまが多いのも特徴です。オープン以来、店舗を通じてアジア系女性のスキンケアに対する熱量を感じます。
・「YA-MAN the store GINZA」美容機器売れ筋ランキング
多国籍な「YA-MAN the store
GINZA」のお客さまですが、どんなものが売れているのでしょうか。2024年1月から3月現在までの美容機器の売上台数のランキングをご紹介します。
出典:2024年1月1日~3月31日 「YA-MAN the store GINZA」購入者データ
第1位:YA-MAN THE MIYABI / 350,000円(税込)
「YA-MAN the store
GINZA」にて2月より先行発売している最上級モデルの美顔器が堂々1位にランクイン。RF(ラジオ波)に加え、電気・熱・光・超音波に続く第5の新エネルギー「CERTEC*」を搭載。異次元のリフトケア**+浸透***を目指した、次世代美顔器です。
*Cell Energy Regeneration Technology
**引き上げるように動かすこと
*** 角質層まで
第2位:Bloom6 / 66,000円(税込)
2位は
目もとや口もと、フェイスラインの年齢による肌のハリの不足といったエイジングサイン*に対して、効率的なケアが叶う『Bloom6』。RF(ラジオ波)とEMSを同時に出力。肌の土台を支える表情筋ケアを温めながら行うことで、シンプルかつ効率的にアプローチします。
*年齢に応じたお手入れのこと
第3位:フォトプラス プレステージ プロ / 220,000円(税込)
3位はフォトプラスシリーズの中で最高峰の『フォトプラス プレステージ
プロ』。交流式ならではのハイパワーと美白に特化した浸透*波形「DWHP」を搭載。オープン以来、高価格帯の美顔器が好調です。
*角質層まで
売り上げ個数ランキングTOP3をご紹介しましたが、上位2つは20万円を超える高額な製品でした。コロナ禍を経て国内でも高価格帯の美顔器に人気がシフトしていますが、世界的に見ても美容機器の市場はエイジングケア*4ニーズを受けて広がっています。海外のお客さまには美容機器の専門店というものが珍しく、「YA-MAN
the store
GINZA」に立ち寄られる方も多くみられます。ご自身用のほか、お土産として美容機器を購入される方もいらっしゃる中で、美容機器が日本のお土産の定番になる、そんな日も近いかもしれません。
* レポート2. ヤーマン製品から読み解く美容トレンド
ここまで「YA-MAN the store
GINZA」の売れ筋ランキングをベースにご紹介しましたが、以降はランキングでは拾い切れなかった、ヤーマンのトレンドトピックスをご紹介します。
・ LED美容のブームの兆し
2023年7月に発売した505nmの緑LED×IPL搭載の『ブルーグリーンショット』に続き、11月に「YA-MAN the store
GINZA」で先行発売した『ブルーグリーンマスク』はお悩みに合わせた3色のLEDで、肌の明るさケアやハリケアなどを目指すウェアラブル型光美容器。光を浴びることで美容効果を狙う光美容は、摩擦を起こすことがないため、肌への負担の少なさが特徴です。それゆえEMSなど電気の刺激が少し苦手とおっしゃる方がお求めになるケースも見られました。
『ブルーグリーンマスク』は先ほどの「YA-MAN the store
GINZA」の売り上げ個数ランキングでは、惜しくもTOP3にはランクインならずでしたが、3月31日時点では、売上個数で5位と好調に推移しています。
「YA-MAN the store
GINZA」の店内中央には、ヤーマンの光テクノロジー美肌光を疑似体験できる「美肌光ステーション」を構え、通りを歩くお客さまの目を惹いています。
LED美容は海外では市場が形成しつつあるようですが、日本でもこのブームが起こりそうです。
・ “狙ったところにダイレクト”、“痛いコスメ”の「お手入れ実感」
・目もと用美顔器『デザインリフト』発売1か月弱で初回生産分完売*5
『デザインリフト』は高い伸縮性と通電性を両立した新素材ストレッチフィットシートを使用。目もとの眼輪筋を鍛えるため引き上げるようにマスクを装着した理想の状態をキープしながらEMSで眼輪筋を直接ケアする、これまでにない美顔器です。発売からわずか1カ月弱で初回生産分を完売*5しました。
・ニードルコスメシリーズ累計出荷数100万個*2、『メディリフト マイクロフィラー フォアヘッド』
また、昨今“痛いコスメ”がトレンドワードですが、ヤーマンでは昨年末に発売した額・眉間用ニードル状美容液『メディリフト マイクロフィラー
フォアヘッド』は多くのメディアでも取り上げられ、リピート率も好調に推移しています。「額と眉間向け」という今まで盲点だったパーツケアを、ニードルでケアするという斬新さも評判のようです。
ヤーマンではまだニードルコスメが珍しかった2019年より「国産のニードルコスメ」として『メディリフト
ニードルリフトクリーム』の販売を開始。以来、リピーターも獲得し、2023年10月末の時点でヤーマンのニードルコスメシリーズは累計出荷数100万個を突破*2しました。
目もとのケアに特化したウェアラブル美顔器『デザインリフト』や額と眉間のケアに特化した『メディリフト マイクロフィラー
フォアヘッド』が好調に推移しています。双方に共通しているのは「お手入れ実感」を感じること。
コロナ禍を経て、美容医療など攻めの美容がトレンドになり、特にヒアルロン酸注入などメスを使わない施術などを検討する方も多い中、「美容医療に興味があるが、まだそこには手を出すのは抵抗がある」美容医療未満のニーズの刈り取りに挑んでいます。
・機能性の高いロングセラーコスメが好調
・『プロ・業務用ハンドクリーム」累計出荷数270万個*3、展開店舗17,000店舗*6 へ拡大
発売から15年経ったロングセラーブランド『プロ・業務用ハンドクリーム』は2023年10月末で累計出荷数270万個*3を突破しました。販売店の数も2023年1月から3000店舗増加し、17,000店舗に拡大*6。「塗った後べたつかないので、すぐに料理ができる」という製品特徴は、「これを使ったら他のハンドクリームが使えない」というお声をいただくほど。発売から15年経った今、その勢いは止まりません。
<まとめ>
ヤーマンは設立以来、45年の歴史の中で美容機器専業メーカーとして、市場を拡大。2023年に受賞したベストコスメアワードは美容機器と化粧品を合わせて、116冠*7にのぼります。昨年の「YA-MAN
the store
GINZA」オープンにより、お客さまの声を『表情筋研究所』に連携するという仕組みも構えたことで、研究開発のスピードと精度は加速しています。当社ではこれからもお客さまのお声と向き合いながら、日本はもとより世界のお客さまへ新たな美容習慣をお届けするべく、美容技術の向上に邁進してまいります。
* ヤーマン株式会社のご紹介
1978年の設立以来、精密電子機器メーカーとしての技術開発基盤を背景に業務用美容機器からはじまり家庭用美容機器へと、美容機器専門メーカーとして革新的な製品をつくることに全力を注いできました。「美しくを、変えていく。」をスローガンに掲げ、これからも先端テクノロジーと常識を変えるアイデアで、美しくなる夢や驚きをお届けしていきます。
コーポレートサイト:
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(株)富士経済『美容家電&健康家電マーケティングトレンドデータ2020』2018-2019年実績、『美容&健康家電市場・関連サービストレンドデータ2023-2024』2020-2022年実績、美顔器カテゴリにおいて日本国内の美容家電全体におけるメーカーシェアとして
*2 2019年9月1日~2023年10月31日までの累計出荷個数
*3 2008年10月1日~2023年10月31日までの累計出荷個数
*4 年齢に応じたケアのこと
*5 2023年11月13日~2023年12月8日
*6 2023年1月1日~12月31日納品実績
*7 2023年1月~2023 年12月 雑誌・Webメディアでのコスメアワード受賞件数
※発表日現在の情報となります。最新の情報と異なる場合がございますのでご了承ください。
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