「独特の読みにくさ」をピンポイントで攻略できる! 『日本人が苦手な語彙・表現がわかる「ニュース英語」の読み方』発売

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、代表取締役 兼

社長執行役員:谷口奈緒美)は2024年3月22日に『日本人が苦手な語彙・表現がわかる「ニュース英語」の読み方』(三輪裕範・著)を刊行しました。

* 英語学習者が急増中!

日本の英語学習者はこの10年間で急増しています。2006年には25歳以上の英語学習者が614万人だったのに対し、2016年には804万人と30%以上も増えています(日本政府による、2006年及び2016年社会生活基本調査のデータをもとにThe

English Club 調べ)。

この流れはコロナ後の海外旅行熱の高まりでさらに強まり、外国人とのコミュニケーションの手段として英語を本格的に学び直そうと考える人が増えているようです。

独学で英語学習を本格的に始めている/始めたいと考える人が増えている今、英語学習の題材としておすすめなのが、新聞・雑誌・テレビで使われる「ニュース英語」を読むことです。

時事英語に苦手意識を持つ人は多いと思いますが、ニュース英語を読むことのメリットは実はたくさんあります。

海外の視点からニュースを知ることができたり、幅広い分野の最新情報を知ることができるということはもちろん、なにより最大のメリットは、今まさにネイティブ・スピーカーが使っている、“生きた語彙・表現”を学ぶことができることにあります。

* 40年以上ニュース記事を読んできたプロの実務家がコツを伝授

著者である三輪裕範氏は、総合商社の国際政治経済の専門家として長年活躍し、40年以上にわたり、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、ウォール・ストリート・ジャーナルなど、欧米の主要な英語新聞・雑誌を読み続けてきました。英語のまま記事を読むことで、最新の情報を得てリサーチャーとしての仕事に活かしてきたのです。

本書は、そんな経歴を持つ著者が、欧米の主要英語新聞や雑誌記事の語彙・表現上の特徴をまとめたものです。ニュース英語を読むメリットや読むときのポイントを、実際の記事を引用しながら紹介していきます。苦手な人の多い、英検・TOEICの時事英語の対策にもぴったりです。

* ニュース英語がすらすら読めるようになるコツとは?

前作『今度こそすらすら読めるようになる

「ニュース英語」の読み方』では、読みにくさを感じることの多いニュース英語の構造・文法的なポイントをあげて解説し、ご好評をいただきました。

本書では、特に語彙・表現上のポイントについて、数多くの実際のニュース英語記事を引用しながら、それぞれの英文の構造や記事の背景をくわしく解説していきます。

1.感情表現(批判語と称賛語)

2.遊び心と言葉遊び

3.辛辣な風刺と皮肉

4.絶妙な形容詞

5.生き生きとした口語表現

6.連続した同義語・類義語

(例)

・shower praise on

直訳:シャワーのように称賛を浴びせる

つまり、「称賛する」

・A sport striving with all its might to become less interesting

直訳:全力でより面白くならないようにしようと努力しているスポーツ

つまり、「非常に高い人気を誇るスポーツなのに、最近は試合が面白くなくなってきた」ことへの皮肉

・sticky prices

直訳:ねばねばした物価

つまり、「なかなか下がらない物価」を表現

また、本書で紹介しているニュース英語記事の大半は、この1~2年に掲載されたものです。ジャンルも政治・経済だけではなく、スポーツや芸能、新型コロナウイルスのような社会問題など幅広い分野を盛り込んでいます。

ウクライナ危機や新型コロナウイルスの流行、米国のインフレ、米中関係など、世界の「今」を扱った例文が豊富なので、読みものとしても楽しむことができる1冊です。

【強力推薦、続々!】

・ニュース英語の一歩踏み込んだ理解のために必要となるポイントを、丁寧かつ分かりやすく解説した発展的学習書。上級者向けの一冊です。

杏林大学外国語学部准教授 北村一真氏

・ニュース英語の読み方が変わる。知的語彙が身につく。社会情勢が読める。

ニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルを読みこなすのに、外せない一冊。

「ビジネスブックマラソン」編集長 土井英司氏

【こんな方におすすめ】

・仕事で、世界の最新情報を入手するために、ニュース英語を読む必要に迫られている。

・時事英語に苦手意識があり、ピンポイントで攻略したい。

・英検・TOEIC・TOEFLなどの試験対策のため、英文記事を読んでおきたい。

・独学で英語の学び直しをしている/したいと思っている。

・ネイティブがよく使う英語ならではの表現を身につけたい。

・国際人としての教養を身につけたい。

* 書籍概要

【目次】

第1章 ニュース英語を読むときのキーポイント(おさらい)

おさらい1. ニュース英語は情報追加型

おさらい2. 無生物主語を偏愛する

おさらい3. 言い換え表現が大好き

おさらい4. 生きた表現の宝庫である引用文が多い

おさらい5. 感情表現が豊かである

おさらい6. 比喩表現が頻出する

第2章 感情表現(批判語・称賛語)

第3章 遊び心と言葉遊び

第4章 辛辣な風刺・皮肉

第5章 絶妙な形容詞の使い方

第6章 生き生きとした口語表現

第7章 連続した同義語・類義語

【著者情報】

三輪裕範(みわ やすのり)

1957年兵庫県生まれ。1981年神戸大学法学部を卒業後、伊藤忠商事に入社。

1991年にハーバード・ビジネス・スクールにて経営学修士号(MBA)を取得。

その後、ニューヨーク店経営企画課長、大蔵省財政金融研究所主任研究官、経団連21世紀政策研究所主任研究員、伊藤忠商事会長秘書、調査情報部長、伊藤忠インターナショナル上級副社長(SVP)兼ワシントン事務所長等を歴任。2017年にはジョンズ・ホプキンス大学大学院高等国際問題研究所(SAIS)の上級客員研究員を務める。

英検1級、TOEIC満点を17回取得(2024年2月現在)。

著書は、『超訳 努力論』、『時間がない人が学び続けるための知的インプット術』、『日本人が必ず間違える英単語100』、『今度こそすらすら読めるようになる

「ニュース英語」の読み方』(以上、ディスカヴァー)、『四◯歳からの勉強法』、『ビジネスマンの英語勉強法』、『ヒラリーの野望』、『アメリカのパワーエリート』(以上、ちくま新書)、『通のアメリカ英語』、『ハーバード・ビジネス・スクール』(以上、丸善ライブラリー)、『ニューヨーク・タイムズ物語』(中公新書)、『TOEIC

L&R テスト PART5 至高の1500問』(コスモピア)など多数。

【書籍情報】

タイトル:『日本人が苦手な語彙・表現がわかる「ニュース英語」の読み方』

発売日:2024年3月22日

刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン

仕様:四六判/320ページ

ISBN:978-4-7993-3022-7

定価:1980円(税込)

【本書のご購入はこちら】

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